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Open棟梁Project - マイクロソフト系技術情報 Wiki
* 目次 [#t7553f38]
#contents
*概要 [#lda3305b]
[[Windows Forms]]の後継のUIテクノロジである。
-XAMLというマークアップを使用するのが最大の特徴となっている。~
-[[WPF]] は、[[Windows Forms]] の問題点を解決したWindows の画面構築技術である。
-優れたアーキテクチャを最小しているが、[[下記の理由>#g77ae5d3]]により、実装難易度は高い。
*特徴 [#g77ae5d3]
-[[XAML]]というマークアップを使用するのが最大の特徴となっている。~
--[[XAML]]は使いこなせば非常に優れた仕組みであるが、難易度が高い。
--[[XAML]]は、マークアップ言語ではあるものの、以下のような複雑な処理の実装に使用される。
---コントロールの表示のカスタマイズ
---データバインディングを行うBindingマークアップ拡張
--Visual Studioデザイナとも連動するが、~
[[XAML]]をテキストエディタで直接記述する必要があるケースがある。
-各コントロールは、Window Controlではなくウィンドウハンドルを持たない(独自描画)。
-[[ClickOnce]]と、ブラウザの中でWPFを動作させる「XAML ブラウザー アプリケーション (XBAP)」をサポートする。
-[[ClickOnce]]と、ブラウザの中でWPFを動作させる「[[XAML]] ブラウザー アプリケーション (XBAP)」をサポートする。
-新しいリッチクライアント技術であり、~
業務アプリケーションでの採用実績は[[Windows Forms]]と比べると未だに少ない。
*SIのドメインでの実績について [#v173e1f6]
>これには、以下の様な理由が挙げられる。
このため、2006年に.NET3.0に同梱されてリリースされているが、~
個人的感覚では、[[Windows Forms]]と比べると、~
SI・業務アプリでの採用実績や開発経験者の少ない状態が続いていると思う。
--実績が少なく、スキルセットを満たす人員が少ない
--XAMLは使いこなせば非常に優れた仕組みであるが、難易度が高い。
--Visual Studioデザイナとも連動するが、XAMLを直接記述する必要があるケースがある。
-Windows フォームから Windows Presentaion Foundation (WPF) へ~
MSDN オンライン チームブログ - Site Home - MSDN Blogs~
http://blogs.msdn.com/b/devamm/archive/2010/12/27/10109171.aspx
>引用:先日行った開発者向け調査の結果を見ると、名前は聞いたことあるけど実際には開発したことない、という方がまだ大半かもしれません。
-いま使うべき、学ぶべき.NETテクノロジはどれ? - @IT~
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/chushin/chushinmeeting_01/chushinmeeting_01_01.html
>引用:今回の.NET中心会議では参加登録時にアンケート調査を行っているのですが、その結果(=下の図)を見ると、WPFの利用者は非常に少ないようです。
最近(2015年現在)のトレンドとしては、~
HTML/CSS/JavaScriptやHTML5、スマホ ネイティブなどのUIサブシステムが重視されている。
この理由は、
-スマホ、タブレット向けにUIを提供できる、クロスプラットフォーム性が重視されている。
-HTML/CSS/JavaScriptやHTML5で開発するWeb画面がリッチクライアントに近づきつつある。
などが考えられ、
それにより、Windows独自のリッチクライアント技術が下火になったのではないだろうか。
-WPF は死んだのか? Moonmile Solutions Blog~
http://www.moonmile.net/blog/archives/6156
([[XAML]]を使用して開発を行う[[Silverlight]]や[[Windowsストアアプリ]]も同様。詳しくはリンク先を参照)。