2012/10時点のWindows Azureの情報です。
新しいサービスの種別(括り)が増えた。
Webサイトのインスタンス種別
占有 | ● 専用の仮想マシンを利用 |
● 他Webサイトからの影響を隔離 | |
● 10インスタンスまでスケールアウト | |
● 100アプリケーションまでホスト | |
● 独自ドメインを利用可能 | |
● スケールアップ&ダウンが可能 | |
共有(有料) | ● マルチテナント環境で実行 |
● 独自のドメインを利用可能 | |
● 6インスタンスまでスケールアウト | |
● クオータの制約は少ない | |
共有(有料) | ● マルチテナント環境で実行 |
● 無料で利用可能 | |
● クォータに対する制約が多い |
コンピュート・サービスのインスタンス(PaaS、IaaS、Webサイトの占有)
サイズ | CPUコア数 | メモリ | バンド幅 | データ・ディスク数 各ディスク容量は1TB以下 |
Extra Small (XS) | 共有 | 768 MB | 5.0 Mbps | 1 |
Small (S) | 1 | 1.7 GB | 100 Mbps | 2 |
Medium (M) | 2 | 3.5 GB | 200 Mbps | 4 |
Large (L) | 4 | 7.0 GB | 400 Mbps | 8 |
Extra Large (XL) | 8 | 14.0 GB | 800 Mbps | 16 |
今までのコンピュート・サービス
フルIIS機能を利用する場合、アプリケーションはWindows Azure既定のWebサーバである「Windows Azure Hosted Web Core」(=IIS 7以降で提供されているWebコンポーネント)ではなく、Windows Server標準のWebサーバである「IIS」の配下で動作する。そのため、FastCGI(=PHPなどを実行するモジュール)の設定やRoleEntryPoint?派生クラス(=WebRole?/WorkerRole?クラス)内での処理が必要になるなど、Webアプリケーションの処理や設定方法に変更が必要なケースがあるので注意されたい。
マルチ・テナント環境に高速に簡易的Webサイトを構築可能なサービス。
Windows、LinuxをVM(Hyper-V)でホスティング可能。
Windows Azure 仮想マシン(IaaS)構築・運用のポイント?
蒼の王座 » Windows Azure StorageのGeo-Replicationの紹介
http://sqlazure.jp/b/windows-azure/848/
データセンタを跨いだURLの一本化
サービス(アプリケーション)が増えています。
動画や音楽などのデータを配信するための様々なサービスを提供するサービス群
様々なデバイスに対するBackend as a Services(BaaS)型 サービスを提供するアプリケーションサービス
(コンピューティングの)クラウドサービスの各インスタンスが利用する
メモリ領域を割り当て、アプリケーションから利用することのできるサービス
専用のSessionプロバイダを使用すれば、Sessionのストアとしても利用できる。
旧アクセス制御は、Office 365のActive Directoryと統合された。
Windows Azure HDInsight
さまざまなアドオン機能を追加購入可能
オンメモリキャッシュなど、各種のアプリケーション開発支援サービス
Windows Azure Platformセキュリティガイドライン
スケーラビリティは確保し易い。
隣のDBインスタンスの影響を受けるため応答時間の保証はし難い。
(CPU時間をインスタンス間でシェアする仕組みを持っている)
SQLデータベースは、拠点を跨った自動的なフェイルオーバをサポートしていない。
必要と考えるならばData Sync等を活用したオンプレ連携
に加え自作の接続先変更の機構などを実装する必要がある。
ただし、この機能を実装する場合は課金・性能に注意が必要。
- Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/dsazurejp/
~ Azure Platform トラブルシューティング入門 ~ MSDN
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/hh705140.aspx