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目次

概要

「tracert」コマンドは、以下の構文でルーティングについて調査できる。

Usage:

tracert [-d] [-h maximum_hops] [-j host-list]
        [-w timeout] 対象先ホスト(ホスト名またはIPアドレス)

Options:
  -d                IPアドレス指定の場合、ホスト名をDNSから逆引きして表示しない。
  -h maximum_hops   使用する最大TTL。
  -j host-list      経由すべきルータのアドレスを最大9個まで指定できる。
                    ただし、指定されていないルータも経由できる。
  -w timeout        タイムアウト時間を指定する。単位はミリ秒。

※ IPパケットにおける「TTL(生存時間)」は、通過可能なゲートウェイ・ルータ数。

メッセージ例

[失敗例1]:ルータが、時間超過メッセージを返さない

  :
2  21 ms     4 ms     2 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
3  * * *
4  16 ms     3 ms     2 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
  :

[失敗例2]:ルータがICMPプロトコルのパケットをフィルタする

Tracing route to www.test.net [xxx.xxx.xxx.xxx]
over a maximum of 30 hops:

  1  <1 ms    <1 ms    <1 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
  2  21 ms     4 ms     2 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
  3  *        *        *     Request timed out.
  4  ^C

Tags: :通信技術, :Windows


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