「[[マイクロソフト系技術情報 Wiki>http://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。 -戻る --[[シェル]] --[[リモートデスクトップサービス(旧ターミナルサービス)]] *目次 [#y1b12d07] #contents *概要 [#z47d4c91] -RDPはTCP/IPベースのプロトコルで、 --クライアント側のマウスやキーボードの入力データをサーバ側に伝送したり、~ --「[[RDセッション ホスト>リモートデスクトップサービス(旧ターミナルサービス)#p667dc57]]」側の画面情報(圧縮された差分情報)をクライアント側に伝送したりする。 -「[[RDセッション ホスト>リモートデスクトップサービス(旧ターミナルサービス)#p667dc57]]」側でRDPが使用するリスニング ポートは~ TCP/IP 3389で、これを変更する場合は、レジストリを修正する必要がある。 *詳細 [#m1a645bb] **RDPファイル [#o63c67b5] -クラウドのポータルからダウンロードできる。 -自身で作成することも可能で、以下のような設定が可能。 --【Windows 10対応】リモートデスクトップで目的のPCに一発接続する:Tech TIPS - @IT~ https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2004/22/news018.html --サポートされるリモート デスクトップ RDP ファイルの設定 | Microsoft Docs~ https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/remote/remote-desktop-services/clients/rdp-files **RDP over HTTPS [#b809d5f9] [[Azure Bastion]]などで使用されている。 **セキュリティ [#p296e1d6] ***暗号化 [#qcdb35e7] -TCP 内でカプセル化および暗号化される。 -ただし、既定値では低い暗号化の強度(56bit)。 ***証明書 [#zb3c31f9] ローカルPCはリモートPCをリモートデスクトップ用の電子証明書で検証する仕組みを持つ。 ***クラウドでの利用 [#q853bef7] -クラウドでは、テスト環境に限定することが推奨されている。 --パスワード認証しかできず、~ デフォルト設定だと何度間違えてもロックされない。 --TLSによる暗号化により通信傍受は容易ではないが、自己署名証明書。 ***RDP over HTTPS [#b809d5f9] [[Azure Bastion]]などで使用されている。 *参考 [#r9844a54] -@IT > ターミナル・サービス / RD接続のポート番号を変更する~ http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/341termport/termport.html ---- Tags: [[:シェル]], [[:インフラストラクチャ]], [[:Windows]], [[:仮想化]], [[:クラウド]], [[:Azure]]