「マイクロソフト系技術情報 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
サーバ仮想化 †
サーバ実機とOSを分離させる技術。
ホストOS型 †
サーバのホストOS上でサーバ仮想化ソフトウェアを動かし、その上でゲストOSを動かす方式。
VMware:VMware Server †
VMware ESXi が無償になってから、主流では無くなっている。
Microsoft:Virtual Server †
Virtual Server 2005 R2 が Windows Server 2003 R2 対応で、終了です。
Windows NT は Hyper-V 上でサポートしないので、 2003 と Virtual Server が必要です。
Hypervisor型 †
サーバ・ハードウェア上で直接Hypervisorを動かし、その上でゲストOSを動かす方式。
VMware:ESX †
Citrix:XenServer? †
Microsoft:Hyper-V †
Hyper-Vに関しては、
- 管理用VMのParent Partitionと
- ゲストVMのChild Partitionが
別々に存在する。
クライアント仮想化 †
クライアント実機とOSを分離させる技術。
ホストOS型 †
ゲストOSを単体のAPとして動作させて管理しない方式。
VMware:VMware Workstation †
Microsoft:Virtual PC(XP Modeは内部でVirtual PCを使用) †
Hypervisor型 †
ゲストOSを単体のクライアント・サーバ型のAPとして動作させて管理する方式。
VMware:VMware ACE †
Microsoft:MED-V †
デスクトップ仮想化 †
クライアントPCからデスクトップ(OSやアプリ)を分離させる技術。
サーバ・サイド型 †
サーバ上にあるデスクトップ画面をクライアントPCに転送する方式。
サーバOS式 †
サーバ上でデスクトップ画面を実行する方式。
クライアントOS式 †
一般的にVDIと呼ばれる。
サーバ上で動作するVM上でクライアントOSのデスクトップを実行する方式。
クライアント・サイド型 †
MED-V †
XenClient? †
ネットワークの仮想化 †
サーバ管理 †
Hyper-V は、System Center シリーズと連携した運用管理が可能である。
- System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)
サーバ仮想化環境を管理するための運用管理ツール(有償)。
各仮想マシンの起動・シャットダウン・スナップショットの取得のほか、
テンプレート(仮想マシンのひな型)取得機能などを提供している。
- System Center Operations Manager(OpsMgr?)
マシンの稼働状況(CPUやメモリの利用率など)を監視するためのツール(有償)。
CPUの利用率などにしきい値を設けることで、そのしきい値を超えた場合に
警告を表示したり、スクリプトを実行したりできる。
System Center シリーズには、上記のSCVMM やOpsMgr? のほか、
- システム構成管理用の「SystemCenter? Configuration Manager (SCCM)」
- データ バックアップ用の「System Center Data Protection Manager (SCDPM)」
などがある。
その他、PowerShell スクリプトでも実現可能である。
ライブ・マイグレーション †
高可用性オプション †
スナップショット機能 †
概要 †
ある時点での仮想マシンの状態を任意のタイミングで保存または復元する。
サポート †
Hyper-VマネージャまたはSCVMMでサポート。
| Hyper-Vマネージャ | スナップショット機能 |
| SCVMM | チェックポイント機能 |
参考 †
テンプレート機能 †
概要 †
仮想マシンのテンプレート(VHD)から仮想マシン(VHD)を作成する。
サポート †
- SCVMMでサポート。
- Hyper-VでVHDから差分ディスクでVMを作成できる。
P2V、V2V †
概要 †
- P2V
物理マシン(Physical Machine)で稼働しているシステムを
仮想マシン(Virtual Machine)へ移行すること。
- V2V
仮想マシン(Virtual Machine)で稼働しているシステムを、別の仮想マシンへ移行すること。
一般的には、異なる種類のハイパーバイザで構築された環境への移行を意味する。
サポート †
- SCVMMでサポート。
- P2Vは「物理サーバの変換」機能を用いる。
- V2Vは「バーチャル マシンの変換」機能を用いる。
参考 †
参考 †
Tags: :Windows, :Hyper-V, :仮想化, :アーキテクチャ